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月別アーカイブ: 4月 2014

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「フランス的知性」と日本研究

ご報告が大変遅くなりましたが,花冷えの都心で渋沢・クローデル賞30周年を記念する公開シンポジウムに参加しました(リンク)。登壇者は以下の顔触れ〔前掲リンク・東京日仏会館ウェブサイトからの引用〕。

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【記事紹介】ハフィントンポストはハイコスト・メディアを救うか?

アトコレ』で示唆深い記事が投稿されていたので,ご紹介を。

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学術を活かして働くために――世界のプラクシス・ネットワーク

人文社会系ポスドクの就職難を取り上げた記事は枚挙にいとまがない。最近公刊された記事では図書館の立場から「若手研究者問題」が様々な研究の水準にまで影響を及ぼす可能性が指摘され,研究環境の整備として図書館の機能を高めることが提言された。

最近,世界的な大学の現場でもこれを問題視し,ギリシア語の「プラクシス(praxis)」に擬えたコンソーシアムが複数出現している。特に大陸ヨーロッパ主導のPraxis networkと英米圏主導のThe Praxis Network (こちらは団体名に定冠詞がついている)。

但し外形的な情報からは具体的な像が見えてこない。ミッションをみても「学問分野の配置をふくむ諸要因によって多様です」(missionより)。各専門分野で卓越した学者として育てるのみならず,学問外のビジネス界でも人文系の役割・業種において力を発揮できることを目指しているようである。これ自体がイニシアティブを発揮するというよりは,緩やかな連合を通じて,外部から資金援助を募る際の交渉力や情報交換を主眼にした動きなのかもしれない。

「学術書出版」は必要とされているか

この冬は学術情報流通に関するシンポジウムに集中して出席しました(1月30日2月8日2月26日2月28日3月13日)。細かい議事は公開を控えますが,さすが都心はこうした催しに事欠かないと感心します。ここではそれと別に,幾つか気にかかったことを記します。ここで重要なのは単に「必要か」ではなく「(誰かに)必要とされているか」という問いの形です。 (さらに…)